トラブルから身をまもるために

トラブルの芽は普段生活している身の回りに隠れているものです。

例えば、ネット通販で購入した商品が不良品で返品交換または返金をしようとしたが、不良品の販売店が返品交換や返金に応じてくれなかったというトラブルから。

または、街中を歩いていたら、目の前で交通事故が発生して怪我人が出たとき、どんな対処をしたらいいのかわからず混乱してしまうこともあります。

このようにトラブルが起こったとき、何をどうしたらトラブルを解決することができるのか、その方法を知っている人は多くないと思います。

ほとんどの場合、トラブルに遭遇した人は、トラブルが起こった後になって対処方法や解決方法を調べると思います。

しかし、それではトラブルの対処に遅れてしまい、手遅れになる危険性もあります。

そのため、まずはトラブルに遭遇したとき、どのような対処をしたらいいのか、トラブルの心構えを持つことが必要になります。


トラブルの対処・解決に必要な心構え

冷静な判断をするために一度落ち着く


トラブルに遭遇した人は、その時の周囲の状況や雰囲気に流されて混乱してしまう人がいます。滅多に遭遇しない事態に対して混乱するのは仕方のないことです。

しかし、混乱したままトラブルに対処しようとすると、二次被害が起こってしまい、被害の規模がより大きくなる危険があります。

そのため、まずは冷静な判断でトラブルに対処するため、一度落ち着いて物事をよく考えるようにしてください。

冷静になるため大げさに深呼吸をしたり、周囲の様子を観察するように見回してみると、心が落ち着いて穏やかになり、感情をコントロールすることができるはずです。

一人で対処できるトラブルなのか判断する


トラブルに遭遇した人のなかには、「自分でなんとか対処しなくては」と考えて、トラブルの対処を一人で行おうとする人がいます。

しかし、トラブルの中には一人では対処が難しい物もあります。


冷静になることが出来たら、まずは一人でトラブルに対処することができるのか、周囲にトラブルの対処を手伝ってくれる助けとなる人がいないか探してみてください。

優先順位を決めて初動対処を行う


トラブルの対処をしようと行動したとき、本当にその対処で間違っていないか不安だと思います。

トラブルに対処するときは、自分のなかで優先順位をつけて行動するか、周囲に対処を手伝ってくれる人がいればその人といっしょにまずは何をしたらいいのか簡単に話し合ってトラブルに対処してください。

優先順位をつけることでトラブルの対処は速くなりますし、周囲の人に意見を聞くことで不安も払拭することができるはずです。

このようにトラブルに対して対処を行ったり、解決方法を見つけることができると思います。そして、トラブルの対処で困ったら、専門家に相談して助けを求めることも出来ます。

トラブルの対処に役立つサイト

全国の消費生活センター等_国民生活センター


国民生活センターでは、総合的な見地から国民の生活に関する情報を調査研究する独立行政法人であり、例えば、悪徳商法から国民を守るため悪徳商法の手口を公開して情報の共有を行ったり、消費者と企業の間でなんらかの紛争が起こったときその解決の手助けをしてくれます。



全国読売防犯協力会


犯罪行為に巻き込まれてしまったり、特殊詐欺などの詐欺の標的にされてしまったりしたとき、どのような対処をしたらいいのか、過去の犯罪の詳細や詐欺の手口から対処方法について考えましょう。


警察に対する相談は 警察相談専用電話 #9110へ _ 暮らしに役立つ情報 _ 政府広報オンライン


犯罪や事故に遭遇したわけではなく、トラブルになりそうな時に警察へ相談したいという場合には、#9110番を使って警察に相談することができます。110番より認知度が低いためどんなことを相談できるのかわからないとう人はこちらのサイトで#9110番で相談できることを確認してみましょう。